無き世界に In a World Without Love
〜中国自動車道中1少女手錠放置死事件〜

第三章「ロスト・ハイウェイ」

妄想:西田三郎

■2005/05/30 (月) 愛無き世界に(第三章) 〜ロスト・ハイウェイ〜75

「ロスト・ハイウェイ-34」


※この物語は、実話をもとにしたフィクションです。9割8分くらいまでが妄想です。

 ククケンはノノ子たんを手錠で拘束し、座席に固定したまま、サービスエリアから車を出発させました。
 少女はすっかり観念してしまったらしく、大人しくなっています。
 後はいつもどおり事を進めるだけの話です。ククケンの脳裏には、これまで同様の手口で毒牙に掛けてきた数多の少女たちの痴態が、ダイジェストされていました。ククケンはそれらの行為を全てデジタルビデオカメラに収め、自宅でズリネタにしていたのではありますが、それと平行しながら、レイプもののエロビもたくさん鑑賞していました。
 
 実際にレイプ行為を行い、ククケンはその行為から強い亢奮とカタルシスを得ていましたが、後からそれを収めたヴィデオを鑑賞しますと……どうしても欲求不満を感じざるを得ないのです。実際に行うレイプからは、いつも何かが欠けていました。ククケンはこの4日前「女子高生野外レイプ」というAVをレンタルしそれで激しくりぶっこ抜いたのでのではありますが、そうするとますます、自作のレイプ映像に対する、漠然とした不足感を感じずにはおれません。
 
 ああ、あの時、こういうことをすればよかった。
 または、あの時、こういうことをさせれば(言わせれば)よかった。
 
 レイプを重ねれば重ねるほど、このような不満足感は次回への課題として積み重なっていきました。
 先月は、京都の女子高生・長尾ナナ子さん(仮名:16歳)の若いお肉をたっぷりと堪能し、その様をビデオに収めはしたのですが、それでも100%満足した訳ではありません。
 
 今夜の獲物は、どこからどう見ても小学校を出たばかりの幼い少女です。
 ククケンはハイウェイを走りながら、今夜こそパーフェクト・レイプをキめてやるゼ、と大はりきりでした。
 そして、その前演出として、少女をますます怯えさせることにしたのです。
 
<つづく>


■2005/05/31 (火) 愛無き世界に(第三章) 〜ロスト・ハイウェイ〜76

「ロスト・ハイウェイ-34」


※この物語は、実話をもとにしたフィクションです。9割8分くらいまでが妄想です。

 車はサービスエリアからどんどん遠ざかっていきます。
 “ああ、サービスエリアに止まってる時に、もっと大声で助けを呼んだほうがよかったんかなー……”とノノ子たんは思いましたが、後悔先に立たず。車はハイウェイを疾走し、ますますお家から遠ざかっていきます。一体、これからどこに連れて行かれるんだろう?そこで一体、何をされるんだろう?考えれば考えるほど、ノノ子たんの恐怖は増していきました。

大人を舐めとるから、こういうことになるんやぞ」車を運転しながら、男が言いました「……どうや、大人は、恐いんや。しょうもない小遣い欲しさに、援交なんかしとるからこうなるんや
「………」恐くて、どう返事していいかわかりません。
「今晩は、一晩中かけて、お前がいかにあほやったかを、お前の身体に教えたるわ」男は上擦った声で続けました「“……もう二度と、こんなあほなことはしません”ってお前が泣き叫ぶまで、教えたるからな。泣いても、叫んでも誰も助けに来えへんぞ。ええか、今日、お前はおれの玩具や。どんな文句を言うことも許さん。ちょっとでも言うこと聞かへんかったり、おれに背いたりしたら、お前はもう二度と帰られへんようになるからな。おれは、こういうことに慣れてるんや。誰にも見つけられへん、ええ隠し場所も知っとるんや。お前が骨になっても、誰も見つけられへんような、暗くて寂しいとこや。」
「………」ノノ子たんの喉はカラカラになっていました。
「……どうや、帰りたいか?帰って、友達やお父さんやお母さんに、また会いたいか……?」
「……………はいー……」蚊の鳴くような声で、ノノ子たんは答えました。
「ほな、おれの言うことをちゃんと賢う聞くんや

 殺される。
 
 ノノ子たんは思いました。
 この車が止まったところで、自分はめちゃくちゃな酷い目に遭って、その末殺されるんや。
 ノノ子たんの中で、何かがぷちんと切れました。

<つづく>


■2005/06/01 (水) 無き世界に(第三章) 〜ロスト・ハイウェイ〜78

「ロスト・ハイウェイ-35

※この物語は、実話をもとにしたフィクションです。9割8分くらいまでが妄想です。

降ろしてえええええええ!!!!!
 突然、少女が張り裂けんばかりの声を上げて、泣き叫びました。
 それだけではない。少女はメチャクチャに暴れ始めました。3列目座席のヘッドレストに通した手錠の鎖を引きちぎらんばかりに。
「いやああああああ!!!!助けてえええええええええええ!!!!」
 それまで大人しかった少女の暴れっぷりに、ククケンは驚きました。
 ヤバい。ククケンは調子に乗って彼女の恐怖心を煽りに煽ったことを、今更ながらに後悔しました。
 少女は自分の手首に金属製の手錠が食い込むのも構わず、激しく泣き叫びながら、大暴れを続けます。
 「こ……こら!!静かにせえ!!」
 「いやあああああああああ!!!お願いやし降ろしてえええええええええええ!!」
 散々少女を脅したククケンでしたが、本当は人殺しができるような根性などありません。
 性的なコンプレックスを抱えた、自己中心的でワガママな小心者、それがククケンの正体でした。
 しかし、少女は自分の脅しを100%キャッチし、その生命力の全てを掛けて大暴れしています。
  
 と、その時ノノ子たんを固定していた2列目座席のヘッドレストが外れたのです。
 
<つづく>



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