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拝啓、石原都知事殿
〜赤坂少女監禁事件〜
妄想:西田三郎
■2004/09/16 (木) 特集「赤坂少女監禁事件」 最終回 『臭いものにはフタ。大変結構…しかし』
売春公営化…大変結構なことではないですか。
売春をシノギとするヤクザなどのボーンサッカー(骨までしゃぶる、の意)どもはたちまちシノギを絶たれますし、この暴力団新法以来の一大変革を起こすことによって、日本もいよいよヤクザ・リセッションから脱することができるかも知れません。売春を公営化することにより、“違法な売春”をこれまで以上に厳しく取り締まることができるでしょう。
それらを全て法のコントロール下に置くことで、望まない妊娠も少なくなることでしょうし、性病や(先進国の中で唯一我が国だけがその発生率をのばしているという)AIDSの問題も沈静化できるでしょう。
そのためには、この「赤坂少女監禁事件」の真相を徹底的に解明し、違法サービスを受けていた「ロリコン紳士」たちを法の裁きに引きずり出してしまうと、将来実現する予定であるところの赤坂か新橋あたりにある
「公営売春宿」の大口のお客さまを自らツブしてしまうことにもなりかねません。
こうしたシビアなオトナの事情から、石原都知事は敢えてこの事件の徹底解明には乗り出さなかった。
どうでしょう?
これはわたしのパラノイアでしょうか?しかし、です。
臭いものにはフタをしても、いずれはその問題は腐臭を放ち、隠しとおすことはできなくなります。
その時、フタをしてきた様々な問題は、予想以上の被害をフタをした人てきた人々にもたらすのです、そのような「マークスの山」や「レディ・ジョーカー」に見られるような、高村薫チックな悲劇を招かないためにも、この事件は風化させるわけにはいかない。この件を徹底的に追いつめ、白日の下に晒さない限り、いつ何どき、封印してきた都のマグマが活性化するか判ったものではありません。
それを出来るのはただ一人。
そう、石原慎太郎都知事。アナタだけなのですよ。さて、長い間お付き合いいただきました「赤坂少女監禁事件」への考察はこれにておしまいです。
このパラノイアの駄文を、以下の言葉で締めくくりたいと思います。「パラノイアとは知性のひとつであり、知性とは愛の形である」〜チャールズ・マンソン
<おしまい>
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