シャボン玉エレジー

〜汝の狭き門に杖と鞭を〜

1999 蘭/日 

監督:イアン・ケルコフ


 どういう事情かぜんぜんわかりませんが、イアンは日本に暮らしながら何だか悪いことをして暮らしを立てていたガイジンさんで、いきなりケーサツにパクられます。で、どーいう事情かわかりませんが、捕まえたケージさんたちはイアンに「体がデケエよ」とか「てめーみてーなゲージンが来るから俺ら忙しくなるんだよ」とパトカーの中でいろいろとイヤミを言われます。で、まあその日は憲法記念日か、もしくは中国か韓国と日本がモメた日だったんでしょうね。右翼の街宣車がノイジーなサウンドで付近住民に迷惑かけながらパトカーの横を通ったのをこれ幸いと、イアンはオマワリの.38口径を強奪した上で公僕2匹の頭をブチ抜いて逃走。で、これもまったくどーいう事情なのかよくわかりませんが、イアンは元の嫁はんの妹であるAV女優さんが一人マッタリくつろぐ飲み屋に駆けつけ、そこのトイレで熱いコーマンを決めます。後はセックス、セックス、セックス。アナルセックスは結構前半のほうでキメます。「汝の狭き門に鞭と杖を」とかブツブツ言いながら。後はセックス、セックス、セックス。でセックスしてないときはイアンは「特に武勇伝もなく、英雄でもない俺っち……」とかなんとかよくわからない独り言をブツブツ。で、セックス、セックス、セックス。イアンとアナルファックから楽しそうなお風呂ファック&剃毛までこなすのは、わたくしあんまり単体女優には詳しくないんですが、かつて一世を風靡したらしい女優さんである星乃舞さん。笑顔と身体の線がとっても綺麗です。彼女の回想シーンでナース服姿の彼女に派手な顔射をキメる包帯の男の射精はほんとうにイキオイが良くて吃驚仰天。で、そこからもセックス、セックス、セックス。これまたどういうわけかイアンを亡き者にしようとする犯罪組織のヒットマンさんたちがやってくるまでセックス、セックス、セックス。舞さんはほんとに可愛くて綺麗です。さらにこれまたどういう事情かわかりませんが、イアンを狙う犯罪組織のエライさんに舞さんがハナシをつけに言って、そこのヤー公に丁寧なフェラまでするのですが、ヤー公は極道のクセに恩知らずで彼女の願いなどハナから聞く気ナシ。フェラ後、メーザンをペッと机の上に吐きつける舞さんが超かっこいい。彼女の努力(?)も空しく、イアンのヘタレはヒットマンのグロック18で蜂の巣に。イアンの亡骸にすがりつく舞さんがとっても可愛いです。

まあわけわかんなくてシメっぽい映画でしたが、亡骸に美人が泣き縋るならその人間の人生は上等です。
今んとこそういう状況にはないわたしはまだまだ死ねないなあ、と思った次第です。


 

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