〜激しくネタバレですので注意〜
２００3年 韓監督：バク・チャヌク
注意：激しくネタバレです。
ようするに娘くらいの若い女の子が上目遣いで「欲しいの……」とか言ったからって、調子に乗っちゃだめだよお父さん、と。
ひょっとしたらそれはホントにアンタの娘かも知れないんだから、と。
しかし世の中のオッサン連中は女は出来る限り若いほうがいいのであって、たとえ相手が娘くらいの歳だったとしても全然無問題。否、娘より若ければそれに越したことがないわけでして、少しでも相手が気安い態度でも見せたもんなら、さっそく日頃蓄積したブリオ情報を全開に、一刻も早く場末の人気のない温泉などの「おとなの隠れ家」に連れ込もうと必死のパッチなのであります。
昨今、日本に吹き荒れる「萌え」風土の嵐を懸念する声もあります。
「萌え」にかまけた日本の若者が現実の女子に興味を持つことができず、一生を童貞のまま終えるのであれば、このままでは日本の少子化に拍車が掛かり、いずれは日本人口がゼロになるやも（産経新聞情報）という声もありますが、ここで西田三郎、自信を持って言い切りましょう。
無問題！！！
「萌え」にかまけて今は現実の世界の女子に興味を持てない若者もいずれ成長して、若けりゃなんでもいい、という健全なオッサンになることでしょう。そして中年層向け“萌え”小説の生き神様でありますところの渡辺淳一先生の日経新聞連載小説などを読み、粋な年増もその年端もいかぬ娘もみんなオレとファックしたがって困るぜ、というオトナのファンタヂーに耽溺するようになるのです。
無問題！！
TOP