ミュンヘン 〜仕事はサクっと済ませろ!!! 〜
2006・米
監督:スティーヴン・スピルバーグ
ブラピ「ってかさ、ぶっちゃけ、あんたみたいなキティガイって部屋でせんずりぶっこいて本読んでさ、その後で『ワオ!俺って狂っルウ!!』って思ったりするわけ?」
ケビン「わしがキチィガイやったら安心かっちゅーねんこのドキュソが。わしはな、雲の上のええとこに居はるお方の言うことに従ったまでや」
モーガン「そういうけどアンタ、それならなんであんたは自分の仕事を楽しんでんだ?なんでデブにスパゲティ食わせたり女の鼻切り取ったりしながら、いっつもチンコはギンギンにテンパってた訳?」
ケビン「(逆ギレ)……“仕事”を楽しんで何が悪い?ってか“仕事”っちゅーもんは本来楽しむもんと違うんかワレ!!!!」
……などという映画「セブン」に置けます“仕事観”に関するすばらしいダイアローグをつい思い出してしまったこの映画。モサドだかなんだか知りませんが、主人公の暗殺者さんグループの面々、いかせんせんマジメ過ぎるところがいけません。マジメだから爆弾が爆発しなかったりフランス人の気取り屋にカモにされたりするのです。だいたい人殺しだって立派な仕事なんですからそれに家族の生活が掛ってる限りは四の五の倫理的苦悩に悩んでるヒマがあったらサクサクっと11人殺して一刻も早く家に帰るべきです。しかも主人公、家に帰ってもグチグチ悩んでいます。
仕事を家に持ち込むな!!!!
ちなみにこの映画におきましては久々にUZI短機関銃が大活躍し、その禍々しい銃声にひたすらシビれました。
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